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地 域 上田・青木村



国宝
大法寺
(だいほうじ)
daihouji
 
   〒386−1601長野県小県郡青木村当郷
   お問い合わせは、0268−49−2256 
  
上田駅から車で約30分 、国道143号を上田市街から青木村方面へ向かって走り、青木村に入ってすぐ右に曲がる。(案内板が出ているので、すぐ判ります。)右に曲がって少し行ってまた右へ。
拝観料:一般100円 小中学生50円
国宝大法寺三重塔(見返りの塔)


大法寺は、小県郡青木村当郷にある古刹である。「一乗山大法寺」と号しているが、古くは「大宝寺」と称し、大宝年間(701〜704)藤原鎌足の子定恵によって創立され、大同年間(806〜810)坂上田村麻呂の祈願で、初代天台宗座主義真によって再興されたという。


高さ:
61尺2寸7分 (18・56m)
大きさ
初重 4・06坪 (13・42u)
二重 2・35坪 ( 7・77u)
三重 1・70坪 ( 5・62u)



この塔は正慶二年(一三三三年)大工 天王寺四郎某のほか、小番七人により建てられたものである。塔を良く見ると初重が特に大きい事に気づく。これがこの塔の最も大きな特徴であり、形に変化がつき、落ち着いた形になっている。 これは、二重、三重で組物を三手先という最も正規な組み方をしているのに対し、初重だけは少し簡単な二手先にしたので、その分だけ平面がおおきくなっている。この手法はこの塔のほかは、奈良の興福寺三重塔があるだけできわめて珍しいものである。



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